バントコン週末記③PWC　シングルエリミ編

スイスの結果7位抜けでシングルへ。
上位4人に関東Finalsの1Byeなのであと一勝が必要。
PWCのシングルエリミネーションは今のところ全て1没しているというジンクスがあるうえ、対戦相手はスイスで唯一負けているKAKAOさん…PWC怖いよ。という気持であった。
■S1.UW Flash＠KAKAOさん
１）まず相手のボーラスを2度ほどもらったところでトップした「ロクソドン」で反撃開始。相手のギルランショックインなどもあり、残りライフ８まで詰める。
次のこちらのアタックをボーラスブロックからの修復の天使ブリンク。ここから象さんがバウンスとアゾチャでいなされつつ、他は全てカウンターされるうちに、修復天のクロックで削りきられる。
※サイド指針。スイスで負けた後少し話してこちらのサイドプランとか話してしまったよ。弱小プレイヤーの負け犬の遠吠えの悲しきことよ。これで「安らかなる眠り」が読まれているってか、サイド中に相手は「ガーゴイル」こちらは「安らかなる眠り」を入れる！と宣言したｗ。それもあっておそらくだが、《ルーン唱えの長槍/Runechanter’s Pike(ISD)》はアウトされたのかな？一度も見なかった。メインでは「槍」1本で相当不利になるが、サイド後は怖くないのでアウトされたのだとしたら痛い。
こちらは「ガーゴイル」怖すぎるので「スラーグ」をさらに減らして「静穏」を1枚だけ残す。「至高の評決」を「終末」にするか悩んだが、「トラフト」どうすんのさ？しかも「終末」重くて通る気しない。となって結局「終末」はなし。
２）ライフの動きを見る限り、こちらの「ロクソドン」が20⇒16⇒12となるまで殴り、これが「至高の評決」で流された返しに「スラーグ牙」が通り、その後も何も持たれていなくてそのまま勝ち。
３）立ち上がりはお互いゆっくりだが中盤からこちらのマスカン連打が始まりお互い手札を消耗していく。洞窟経由で「静穏」を通し、ケッシグと合わせて残りライフ11にしたところで「至高の評決」される。こちら「シガルダ」をトップして勝ったかと思ったが、これも「至高の評決」。これでこちらの手が尽きた所で相手洞窟（ガーゴイル指定）から噂の《荘園のガーゴイル/Manor Gargoyle(ISD)》。2度ほど殴られたところでさらに追加の「ガーゴイル」。これトラウマなっちゃうよorzってとこで「ロクソドン」をトップ。こちらこの時点で「大地主」になっているため。「ガーゴイル」が動くと「ケッシグ」が一撃で持っていく状況。こちらの「ロクソドン」が相手の「ガーゴイル2体」を止めるというまさかの状況ができあがるｗ。さらにこちら次のトップが「タミヨウ」！！しかも通った！！まず冷静に1体寝かせてエンド。次ターンでもう1体も寝かせて「ロクソドン」アタックwithケッシグ！相手何もなくて勝ち。
最後トップ強かった。デッキに助けてもらったという印象。
×○○

ここで関東Finalsの１Byeを獲得。あとはPWCCの１Bye狙い。ここまで来れることなんてもうないだろうからここでやるしかない。

■S2.ジャンド
試合前に関東Finals行くかを尋ねたら「予定があって行かない」と即答される。クリスマスに予定がある相手にここで負けるわけには行かない。精神的にはもう負けているのだから！
１）相手先手4ターン目《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》が初動。こちらこの段階で「シガルダ」「スラーグ」「スラーグ」と持っていて、次ターンから止めることはできるが、ここでこのまま返して「変身」＋アタックで８点はいくらなんでも痛いので、本体を《拘留の宝球／Detention Sphere(RTR)》することに。「拘留」はシガルダを止められる《吸血鬼の夜鷲／Vampire Nighthawk(M１３)》が出てきた時に備えて温存したかったが、「狩り達」取ってる場合「夜鷲」はないんじゃないか？と考えて命大事に。
この後こちらのクリーチャー連打に相手も「スラーグ」や除去で抵抗してくるが、結局「シガルダ」は止まらず。「静穏」も引いて危なげなく殴りきる。
２）除去がかなり多そうなので《こだまの呪い／Curse of Echoes(DKA)》もin。そろそろ仕事しろ。
お互いセットゴーで初動は相手5ターン目《脳食願望／Appetite for Brains(AVR)》。このときのこちらの手札は「シガルダ」「スラーグ」「スフィンクス」×２「ロクソドン」「否認」「熟慮」。前ターンに「ロクソドン」を出すか少し悩んだが、「熟慮」で土地を引いて「シガルダ」「スラーグ」連打し、その後「スフィンクス」連打でジャンドにはまず勝てるので、《ラクドスの復活/Rakdos’s Return(RTR)》を警戒してこのまま返していた場面。
「脳食願望」を通して取り除かれるのはまず間違いなく「シガルダ」。だが、「スフィンクス」2枚あれば相手のこの遅い展開なら確実に間に合うと判断して「否認」は温存した。案の定「ジガルダ」が抜かれ、追加で《殺戮遊戯/Slaughter Games（RTR）》指定《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation（RTR）》。…アホだった。「脳食願望」を「否認」していれば、絶対に指定されなかったであろう「スフィンクス」が消えた。次ターン「スラーグ」を出すが相手も「スラーグ」。これを相打ちさせて「ロクソドン」を追加したところで相手から「殺戮遊戯」指定「静穏の天使」。さて、これは厳しいか？と思ったが、まず追加で「スラーグ」を引く。相手こちらのクロックをビーストトークン以外除去ったところで手札が尽きる。さらにこちらはサイド後枚数を減らしていた「ジェイス」をトップし、「タミヨウ」「こだまの呪い」「狂乱病の砂」「シガルダ」と次々繰り出して何方向からも攻める！さすがに場が圧倒的すぎたが、一番早く決着をつけたのは「シガルダ」でした。終わった後ストライクさんから「殺意がありすぎる」とお褒めの言葉をいただくｗ。
○○

決勝の試合前に相手の方がすでにPWCCのByeを持っているという「僥倖」が発覚したことで、ByeとTシャツを譲っていただいて、パックは全て差し上げる。というスプリットで合意。
おそらく重複しても意味がないByeはご厚意でいただけたと思うので、「Tシャツを25パック以上献上していただいた」形にも見えるが、私にとっては全く持ってお買い得である！
こんなにTシャツを欲しがってくれたのはlimhさんだけだと、ナカジマさんに言われてしまったｗ。めちゃくちゃ欲しかったたんだけど皆さんそうでもないのかな？
これってPWCCの時みんな着て行ったりしないの？それまでに完成するのかはわからんがね。直前になったらまた聞こう。
試合は練習も兼ねてしていただくことにしたのだが、「試合をするならば、シンガポールのByeは勝った方が得ることになる」と説明があり、元々押しつけ合っていたこの３Byeをかけてのガチ勝負となった。なにより。勝った方が「優勝者」なのはでかい。これぞプライドの戦いである。
■S3.エスパーコン
１）初動はこちらの先手3ターン目「ロクソドン」。これに対して相手次トップが《終末/Terminus（AVR）》！次ターンはドローセットゴーで返すと、相手から《未練ある魂/Lingering Souls（DKA）》。これの返しで「ジェイス＋１」。に対して相手《イニストラードの君主、ソリン/Sorin， Lord of Innistrad（DKA）》で「紋章」を。ではこちらまずは「シガルダ」。⇒相手「タミヨウ」⇒自分「拘留の宝珠」でスピリットをどかして「タミヨウ」を落とす。⇒相手「未練フラッシュバック」⇒自分「拘留の宝珠」でスピリットをどかして「ソリン」を落とす。ここまでは良い展開だが、「至高の評決」で流された後こちらのクロックがなくなり、相手から2枚目の「タミヨウ」。これにやっと引いた「スラーグ」が止められ、このあたりから相手が《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard（ISD）》によるデッキアウト勝ちに切り替える。しかも一回目の機動でこちらから落ちたのが「蒸気坑」orzケッシグシステムが死んだ。これでこの後「静穏」など引いたが間に合わなくなり結局「デッキアウト負け」。「ネファリア」で途中「濃霧」がめくれたのがけっこう恥ずかしかった。こればれると恥ずかしいから注意。
２）こちらクロックを展開しては流され、「タミヨウ」を出されまた止まってしまう。相手次ターン「タミヨウ」奥義。となる前のターンに最後の悪あがきで「こだまの呪い」を無理矢理通す。キャストした瞬間、「相手、ジャッチ、ギャラリーの方々」が一斉に「なんだあれ？」ってなった。まぁ当然である。周りの反応は予想していたので、こちらも「活目せよ！」バリの置き方をしておいたｗ
これのおかげで「タミヨウ」奥義から全ての呪文に「雲散霧消」を打たれるようないわゆる「無理ゲー」ではなくなったが、2枚目の「タミヨウ」追加で「リリアナ」と出されてはアタックに行けず、「ネファリア」が始まってしまう。ラストターン寸前で「ジェイス」から「狂乱病の砂」をめくり、当然これも「活目せよ！」。土地はかなり並んでいたのでワンチャンできたか？と思ったが、これに《隔離する成長/Sundering Growth（RTR）》を向けられたところでノーチャンとなり投了。
××
終わった後ギャラリーの方に「すげー面白い試合だった」といってただいたのは嬉しかった。
《こだまの呪い/Curse of Echoes（DKA）》は決勝で少しだけ粘りを見せた。…様に見えるのだが、後々考えたら実はとんでもない勘違い。今は《こだまの呪い/Curse of Echoes（DKA）》に対する恨みまであるで。ここは名古屋に持ち込むシークレットテクになるので、ひみつ日記の方に書きます。
という終わり方。気になる方はコメいただければ返します。つりみたいで申し訳ありませんが、名古屋を見越してのことなので許してください。